お金を金融機関で借り入れる場合は、キャッシングまたはカードローンを利用することになります。このキャッシングは、元々は借りたお金を翌月に一括返済することでしたが、今ではカードローン同様、分割で返済して行くものが多くなっています。キャッシングを利用する場合は、まず本人確認と収入証明の書類を準備して、銀行や消費者金融で手続きを行います。まず申し込み用紙に所定の事項を記入して、書類と共に提出し、審査の結果が出るのを待ちます。
最近は、収入証明がなくても申し込みができるようになっています。ただ会社や役所などに勤めている人で、在籍確認をしてほしくない場合は、勤め先の名前が明記された給与明細や源泉徴収票を持っていると便利なので、一応持参するようにしましょう。忙しくて窓口に行く時間がない場合は、PCまたは携帯からでも申し込みができます。この場合は、金融機関のサイトからフォームに必要事項を入力して送信します。
書類はFAXまたはアプリを利用して送ります。こういうネットからの申し込みの場合は、審査結果はメールで知らされ、通った場合には、その人の銀行口座に借り入れ分を振り込んでくれます。また消費者金融の場合は、総量規制というものがあります。その人の年収の3分の1に当たる金額を借り入れ限度額とするシステムで、借り過ぎを防止するため、2010年かから設けられています。
すべての消費者金融でのキャッシングに適用されますので、複数の消費者金融を利用する場合は、借り入れ総額が限度額を超えないように注意しましょう。