今まで金融部門を持っていることがなかった会社がその部門を立ち上げて、カード決済を使った利益の獲得をすることがあります。その会社独特のカードを発行すると同時に、そこでのみ受けることができる特典も用意して利用者を集めます。そのような方法をすることによって、結果的に会社にとって利益が拡大していくように実施を行っていきます。タクシー会社が新しく金融部門を立ち上げて、新しいカードの発行を行っていき、車両を利用したときの決済手段とします。
また、特典なども用意をすることで利用者の増加を図っていき、会社全体の売上げの増加に直結するようにします。特典としては、タクシーを利用したときにカード決済をすることでポイントが貯まっていくシステムにしていきます。そしてそのポイントを貯めていくことで、次回のタクシーの利用時に割引が行えるような仕組みにします。また、割引に関しては同じタクシー会社ならばどこでも使えるようにして、柔軟性を確保しておきます。
その上、深夜料金が発生する時間帯でも割引が適用される体制を作り上げておきます。なお、タクシー会社にとって金融部門を新しく立ち上げていくことにより、新しい収益の柱を作り上げていくことになります。すなわち、輸送事業による稼ぎとカード決済を使った利益の獲得というものになるということです。支払い手段を事業にすることで、タクシー会社にとって新たなビジネスにして利益を増やしていきます。